Expressus Version 2.0での新リリース機能概要

ホーム >Expressus Version 2.0での新リリース機能概要

位相操作機能
・指定した任意のノード以下の要素に対して、平行移動や回転移動などの操作が自由に行えるようになります。
指定平面内での移動や、姿勢合わせなど、直感的に操作できる様々な位相操作コマンドが用意されています。
・Expressusでは、ファイル追加機能を利用して任意の部品をアッセンブリに加える事ができますが、このファイル追加機能と位相操作機能を併用して、設計過程で複数の部品からアッセンブリを組み立てることが可能になります。また、ExpressusのRTC(リアルタイムコミュニュケーション)を利用して、複数の遠隔地間でアッセンブリの組み立てを行うことができます。
・サブアッセンブリを分解したり、プレスモーション機能を利用する際のグリッパーフィンガーの位置調整などに利用する ことができます。
位相操作対象の選択は、図形ポート領域で選択する方法と、ツリービューから対象ノードを選択する方法の2通りあります。図形ポート領域では、要素選択モードをノードにして、直接対象図形をピックします。コントロールキーを押しながらピックする事で複数ノードを選択することができます。また、リージョン選択で指定することもできます。ツリービューからの選択は、選択したいアッセンブリツリーの任意のノードのコンテクスチュアルメニュー(右ボタンメニュー)の中の選択を指定することで行えます。
位相操作をキャンセルして、初期位相に戻す機能があります。

座標系機能

・個々のノードに1つだけ座標系を定義することができます。
・最上位のノードに付加された座標系が、全体座標系に相当します。
・アッセンブリ構造の取り込み時には、個々のサブアッセンブリの姿勢がノード座標系として保持されます。
・寸法測定や断面作成など、座標系・座標軸に関係するコマンドは、すべてカレント座標系で取り扱われます。
・カレント座標系の姿勢を示す座標軸が表示されます。(ボタンにより、表示ON/OFFが可能です。)
・ノードが保持している初期座標系に戻す機能も備えています。
・断面や矢視などを作成した時のカレント座標系の中心が、それぞれの2次元ポートの原点になります。

・点ピック状態で右ボタンが押された時、座標値ダイアログボックスを表示して、キーボードから座標値指示できるようにしました。ダイアログボックスの相対値チェックボタンをチェックすると、前に指示した座標からの相対値で指示できます。
座標値ダイアログボックス指示